二宮コミュナブルダイニングも着々と工事が進み
いよいよ完成が見えてきました。先日テレビ神奈川の撮影も入り
今度その制作の過程も放送されるようです。
そして工事過程について、まずは二宮コミュナブルダイニングの顔に
なる、大谷石のピザ釜が姿をあらわしました。製作は大部分の工事をしております
チョウハシさんです。大工工、石工事、左官工事と多能工という言葉が
ぴったりあてはまります。
そしてそ他は、通常の建築工事はではなかなかない、丸太の皮むき、
やすり掛けなど一体何に分類されるかわからない工事を
DIYセルフビルフドで無心に行います。
(設計作業もほどほどににこんなこともみんなでするんです。
むしろこんなことばかりしています)
そして二宮団地再生事業の別名「さとやまコモン」にちなんだ壁のディスプレイを
つくりました。花を扱うプロの方にお願いし、ドライフラワーを飾っていきます。
もともとあった杉の無垢材を白く塗り、それをバックに飾りつけ。いい感じです。
(まだ現場調整中のため完成したら公開します!!)
これをPCコンクリートにはりつけます。無機質な質感にこの自然素材が本当によく
合います。自然素材で表層を彩るこうっいった感性はなかなか住宅建築だけでは
鍛えられないもので、ほんとうにこういった機会があたらしい事を考えるよい
タイミングだったりするのです。
天井板を再利用し、大谷石は廃材を活用、ディスプレイは山採りの草花を使用し
ピザ釜の薪はもともとのディスプレイの丸太を使用したりと、地産池消でつくら
湘南の西端二宮のさとやまコモン感が十分に感じることのできる場所になりつつあります。
28日はお披露目。ひたすら工事は進みます。建築現場で考えながら進めるため、
二転三転と方向を転換をしながらの今の形になっています。一筋縄では終わりませんが、
手戻りの無いよう慎重に設計・工事管理とDIY・セルフビルドを進めていきます。
〜DIY・セルフビルドを設計に取り入れる大磯の設計事務所テノアト設計工舎 岸田壮史〜
大磯町・二宮町・平塚市・小田原市・秦野市・中井町など西湘地域を中心に参加型の家づくりを提案します。