横浜ぬのや改め横浜マルニカフェダイニング、オープンを一週間後に迎える中、造作家具を小田原の大工の若松さんと製作、取付。呉服屋から飲食店へのリノベーションのため、今回はお店で使う家具も、その記憶を残すものでと話が進みました。
テーブルは古道具をリメイク
制作場所は大磯の材木屋、私の事務所が入る大磯1668ビルから歩いて1分くらいの場所。材木はもちろんのこと、板をミリ単位で削る自動カンナもあるため、今回はこちらで作業をすることになりました。もともと呉服屋にストックされていた生地を入れる木の箱や茶箪笥を並べ、どれを使うかを大工さんを交え朝から打合せ。茶箪笥を解体し、その茶箪笥の各部位でテーブルの天板を造ることに決定。合板を下地にして後は茶箪笥の部品を大工さんがひたすら貼り付ける3つのテーブルの天板を一日かけ完成
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5mの杉の無垢カウンター
厨房と道路側の大きな一枚ガラスの前には杉の一枚板。お店の形状に合わせ5mほどの無垢カウンター板を金物で固定。木目も美しくとにかく迫力がある、古箪笥で造ったテーブルに負けない存在感。椅子も並べオープン準備が整う。
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マルニカフェオープン
マルニカフェで働く方たちと掃除をし、備品を準備したりとオープン寸前までお手伝い(オープンは5/7)横浜産の材料を使った料理と地場の美味いクラフトビールが楽しめる店。ここで食事をするのが楽しみでならないですね。
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古いものに新しい価値で見直す。 大磯、二宮そして横浜も!工務店機能を持つ設計事務所テノアト設計工舎岸田壮史