こんには。テノアト設計工舎の岸田です。二宮町の隣町、西湘大磯のキッチンリノベーションが春の着工に向け進んでいます。東西に長い既存のキッチンスペースにL型にキッチンを配置し、パントリースペースを少しとるようなプランでほぼリノベーションのプランは決定。
そして設備や細かい仕上げの検討。オーダーキッチンのリノベーションとはいえ、決め事の量はかなりのもの、設備であればガスコンロ一つとっても大量のカタログの中からたった一つを選ぶことになるのです。このあたりの提案になると、ある程度のお客さんのご要望(見た目や使い勝手にこだわりたいなど)は固まってますのでこちらからいくつかピックアップをし、そちらから選んでもらうことが多いです。さらにその先になるとお客さん自身がショールームに足を運んでもらい、実際の設備を見ながらキッチンの使い勝手を確認してもらいます。
今回もガスコンロにはこだわりたいとのお話が当初よりありましたので、ショールームに伺ってもらいました。事前のプランではビルトインのオーブンを設置する予定だったのですが、コンロを実際に見ると、付属の(魚焼き)グリルが大きくそちらの調理機能も優れているので、ビルトインのオーブンは無しで、とのこと。
キッチンなど、住宅のなかで日常的で、使い勝手の良さが肝になる場所のリノベーションになると、要所でこうした判断をお客さんにゆだねながら計画を進めていくのが、間違いのないリフォーム計画の進め方なのかなと思います。こんな感じでゆっくりと、丁寧に、確実にリノベーションの設計を進めさせてもらっています。
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