こんにちは、寒川のリノベーションは大工工事がゆっくりと進んでいます。というのもお客さんが住みながらのリノベーション工事のため、休日のみの期間限定でのリフォーム工事。週末に集中して工事に入り進捗を見て、材料を少しづつ搬入し、大工さんに入ってもらう日数を決めていく。
進みすぎれば中途半端に工事が終わりお客さんの生活に影響が出るし、かといって進みすぎないよう大工さんの手を止めてしまえばコストがかさむ。この工事中の居住性を確保しながらスマートにリノベ工事を終えることが今回の現場監督としての私の役目。これを考えるのが案外楽しい。4月の下旬には工事も終わり本格的なDIY工事が始まります。
小田原からの大工若松さん、限られたスペースで作業をしてくれています。
そして来週は北区でキッチンカップボード工事、新築マンションのキッチンに造作家具を設置します。新築に手を入れるのは初めての経験でとにかく仕上がりを傷付けぬよういつもと違う緊張感。予算的には既成の家具を設置するのは難しく、何より自由に造りたい、とのことで大工造作の家具を造ることとなりました。
造りは家具屋さんで売っているような家具程手の込んだものではないのですが、家具工事程コストをかけず自由に造ることができる。今回の条件から、コスト、自由度、設計のバランスをとって大工家具を採用しました。大工工事は以前紹介をさせてもたらいました、北本の家を造る私と同級生の大工さん。来週家具工事を終え5月の連休にお客さんの友達みんなでDIY工事の予定です。