通常の建築工事では最後に行う仕上げ工事ですが、今回は一番最初に施工をします。理由は「養生」の手間を省くため。床を貼って家具を造って、キッチンを入れてなどと工事を進めていると、そのそれぞれに塗装などの仕上げ材料がつかないよう養生が必要に。コツと時間が必要なのはこの養生で、塗装は以外とあっという間に終わります。今回はその養生をなるべく省くためにまずは塗装工事から。
材料と道具はこんな感じ。マスキングテープやマスカーを使い、元々団地に取り付いている窓やコンセントにも養生をしていきます。ここは時間をかけて慎重に進めます。あらかた終わるとこんな感じ。
そのあとは塗装のケレン(剥がれた塗料を取り除く作業)をし、下地を整えた後、いよいよ塗装をします。塗りたいところに刷毛とローラーを使いひたすら塗っていきます。塗装の範囲は6畳ほどのダイニングの壁と、部屋全体の天井の部分(高いところはローラーに肢をつけて塗ります!)。養生含めて2日もあれば十分塗ることができる量です。部屋も真っ白、明るさも増してきます。