藤沢のリノベーション、テーブルも取りつき、養生もはがれ部屋の形はほぼ出来上がっています。建築工事の最終で出てくる建具工事を先日行いました。大分当初の設計と変わった場所で、それに合わせて部屋の使い勝手もかなりアップしました。元々は3つある子供部屋のそれぞれに一枚の建具がついていたのですが、一番下のお子さんはまだ子供部屋を使わないので、テーブルのあるリビングスペースと一体にしておくことができないかとの要望。しかし見ためは一枚の建具がついているようにしたとのこと。つまり壁を可動にして壁、建具を一気に引き込めるようにできないかとのお話なのです！こうしたお話が来るとそれを美しく納めたいと思うのが設計者の性で早速密に建具屋さんと相談。そして出来上がったのが写真ような建具なのです。一番右の壁（ベージュの木の箇所は仕上げをし、白くなります！）も可動になるので、建具、壁が左に引き込まれていきます。引き込めばテーブルのあるリビングスペースと一体に！当然広々と使えます。こんな感じでどの現場も現地を確認しながら多少の改善を繰り返しながら進んでいきます。そこで思ってもみないアイデアが生まれるので現場はやめられないのです。
建具も取りつき、使っている無垢材にには、使い勝手の良い天然素材の蜜蝋ワックスをセルフビルド。見違えるように木がイキイキとしたところで工程もほぼ完了。後は完成写真を撮って報告をさせてもらえればと思います。（しばしお待ちをー）
