■足元を固め小屋をたてる。
こんにちは、大磯の木造小屋は先日着工し、あとは梅雨の合間を縫って基礎工事を外構屋さんが段取りよく進めていってくれています。 小屋は２つあって一つは物置小屋、もう一つはご主人が趣味で使用する、庭に面した母屋とつながった小屋。この二つが庭を囲むように配置され、梅雨の雨が似合う素敵な庭に馴染むように奴予定です。
基礎ももともとあった庭石を利用し、締め固めた地面の上に固定し、その上に束建てするように納めています。使えるものは使うの精神で物を作る、これだけなのにだいぶ雰囲気が良くなります。建物が小さい分、細部が全体に及ぼす影響は大きく、この辺りは細心の注意を払いつつの現場の進行になります。
増築の小屋は室内空間となるためブロックを基礎がわりにその上に建物を組み立てていきます。基礎ができたところで次は大工さんの木材の刻み加工。今回はほとんどが現場での加工で建物ができる予定。手間はかかりますが手作りの良さが存分に現れる仕上がりになる予定。私は設計者、工務店の現場監督としてデザイン管理から段取り作業を毎日進めております。（息をつく暇がない笑）
小屋から住宅まで 大磯町 二宮町の工務店機能を持つ設計事務所 テノアト設計工舎
