寒川のリノベーション2期工事進んでいます、2月のうちにあらかた解体工事を済ませ、満を持しての大工工事!DIYありきの計画(仕上げ工事のほとんどがDIY工事)ゆえ大工工事は短期でリノベ工事を終わらせる必要のある個所と、大工さんの腕が必要になる難しい箇所。

短期間で工事が必要になるリフォーム工事は主にキッチン廻り。今回はキッチンをすべて取り換えるので、既存のシステムキッチンを解体してしまったら、いち早く新しいキッチンを入れるために駆け足で工事を行います。今回はナラの無垢フローリングを家全体に貼る予定。フローリング貼からセルフリノベーションの予定ですが、キッチンだけは大工さんが貼っていきます。無垢フローリングにボンドを付け、フローリングに下穴をあけ、金槌で釘を留める。釘もフロアネイルといってらせん状の溝が付いたものを使い下地にしっかり食い込むようにします。そうすることで釘が抜けることが少なくなり、抜けたくぎとフローリングがこすれて音がする「床鳴り」がおこりそしてづらくなるのです。丁寧に確実な方法をとっていきます。キッチンの半分ほど貼ったところで一日目は終了
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今回のフローリングはナラの無垢材。ユニタイプといって短い木のが組み合されたタイプのモノ。無垢材とコストのバランスを考え使用した。それぞれの組み合わせた木の色や柄にばらつきが少なくてよかった。

そして同時進行で間取りや部屋のインテリアを変える際に必要になる、新しい壁の製作を大工さんにしてもらっています。こちらは水平垂直を取りつつ、凹凸のない壁を下地から作る必要があるため大工さんの腕に頼り造作をお願いしています。壁を解体し既存の下地の寸法や状態を確認し、新しい壁を造っていくのです。
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大工さんは同じ二宮団地に住むチョウハシさんを中心に、小田原からは若松さん、相模原から上林さんとそれぞれタイプの違う大工さんに入ってもらう予定です。
そして今回のリノベーション大工さんにはセルフリノベーション工事を下支えする土台工事をお願いしています。

施主も造り手になり、本職の大工さんとも工事でつながる関係を造っていきます。この関係が現場でうまく回るよう、設計と現場管理に奔走するのです。その先にスリム化されたコストと、コスト以上の価値が現場に現れると信じています。

無垢材を使いぬくもりのある住まいづくり 西湘の工務店機能のある設計事務所 テノアト設計工舎 岸田壮史