すでに紹介させていただきました通り7月から大磯を拠点にし、ゆっくりと進めようかと
思っていた矢先に、お話を頂き、関わらせて頂いている二宮コミュナブルダイニング。

簡単にプロジェクトを紹介しますと、神奈川県の住宅供給公社が空き家の目立つ二宮団地
に若い世代を団地に呼び込み再生しようというもの。団地は住民がDIYにてセルフリノベーション
をすることが大まかな決まり事で、若い方の自由な住まいと暮らしを取り込むことで団地の持つ
暗さや住みにくさのイメージと変えることも今回のプロジェクトの狙いです。

そしてコミュナブルダイニングは団地の中にある百合が丘商店街の空きテナントを改装し、
団地住民や二宮町民などが食を通じ集まれる場所にする予定。そんなコミュナブルダイニング
の工事がスタートし、解体工事がはじまりました(工事はほとんどが設備工事以外ほぼ
セルフビルド工事!)2階建ての建物は1、2階ともにキッチンを設け15畳ほどのコミュニティサロン
とする予定です。

2階は写真のように和室のため、座卓スペース。バールと金づちで壁、既存キッチンなどを撤去して
あっという間に終わり。ここからDIY塗装、畳表替え、キッチンをあたらしく入れていきます!!。
問題は1階で、おわってみれば、2階ほぼ同じ広さなのに倍以上の作業時間が・・・・・

写真右の方はは今回大工工事も行うチョウハシトオルさんです。(デザインもやりながら
大工もしながら焼芋屋さんでもあるというすごい人です)その特徴的な働き方から、大磯に
来る前から本でその存在を私は知っていました。スペースは丸太丸太のログハウス空間最初
は残す予定でしたが作業性を考慮してほとんど外すことに。こういった現場での更新もリノベー
ションの良いところでしょう。

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そして少し作業を残して終わり。気づけば夕方。まだ少し先はありますが完成が
ほんと楽しみです大磯・二宮の西湘地区で住みながら、働くことを考えているものとしては、
このような場所が盛り上がりを見せ、定着することが願うばかりです。