藤沢のリノベーション、下地を組み上げてからのボード貼り、そしてお客さんがセルフビルドをしたい天井の板を貼っていきます。リノベーションですと壁など既存の部位に合わせ新しい素材を組み合わせていくことになるので、既存にゆがみ、曲がりなどがあると板を一枚貼るだけでも一苦労。今回の天井も既存壁の数ミリの曲がりに合わせて加工を繰り返しながら貼っていきます。大工さんの執念により美しく仕上がり綺麗な天井板が貼られました。壁の石膏ボードも貼られ次は無垢のテーブルの加工、無垢杉の腰板の取り付けへと進みます。そしてその後どんなに忙しくでも行こうと決めていた「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展で東京国立近代美術館まで。日本の建築史に刻まれる数々の住宅作品の模型が展示されている。今や巨匠と呼ばれるような建築家の若いころの仕事も多く、建築と住宅の歴史へ参加しようとする姿勢がはっきり見えるコンセプトが前面に立った作品がたくさんあり面白い。原寸大の作品もあり見ごたえのある展覧会でした。

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