3/4は先日二宮にも来てくれた小嶋君の誘いで、断熱リノベーションのお手伝いに埼玉県の草加まで。主催はつなぐば家守舎。この場所は子供のいる働く女性のための託児所機能もったシェアアトリエになるとのこと。草加は都内までの通勤件にあり、埼玉のどこにでもあるベットタウン。私も草加から車で一時間もかからない埼玉の北本市の育ちなので分かるのですが、こうした何かしようにもそれにあった場所が選ぶほどないのが郊外の辛いとこ。そんな場所に専業主婦でもなく、常勤でどこかに勤めるわけではない、いわゆる手に職や技術を持つ方たちが何かしようと思うと場所がない。自宅だと狭く、借りるには広すぎる。このつなぐばはそんな方々の受け皿となる場所のよう。すでに入居がきまっている方もいるらしく、今回の断熱リノベーションでも運営スタッフとして現場で活躍されていました。
今回はそんなつばぐばアトリエを、草加にお住まいの方やその近郊の方たちで断熱リノベーション。断熱内窓、床、壁断熱を詰め込むとのこと。みかんぐみの竹内さんの断熱レクチャー(お聞きするのは2回目、私が借りている大磯1668でも断熱レクチャーをされていました)その後夕方まで作業。皆さん真剣。アッという間に夕方。私は一応スタッフということで参加をさせてもらったのですが一緒になって楽しませてもらいました。
来られた方は自宅をリノベーションしたい、道具の使い方を学びたいなど、自身がプレイヤーになってモノづくりをしたい方が多いようで、こうしたワークショップも案外やってみるとできてしまう。住まいづくりや、暮らしを自分でくらしのは大変だけど、実際は難しくない事を伝えるよい機会だなと思うのです。建築の専門性を飛び越え、消費をするだけでない住み手、暮らし手増えてほしいと思います。是非西湘エリアでもこんな機会を造ってみたいと思います。
~西湘で豊かな暮らしを自分で造る 工務店機能を持つ設計事務所 テノアト設計工舎岸田壮史~