テノアト設計工舎の岸田です。横浜ぬのやリノベーションは工事が淡々と進んでいます。淡々と進んで何事もなくリノベ工事が終わってくれることを誰もが望みますが、相手は大正時代から続く呉服屋さんの店舗、そう簡単に前進させてはくれません。先日も店舗に新設するトイレを取りつけるべく工事に取り掛かかり、調子よく解体、下地工事などとリフォームを進めていました。そしてキッチンやトイレの配管ルートを確認すべく床下を覗くと、なんと大量の土砂が山盛りに。これを床下に潜って取り除いていては時間がいくらあっても足りないし、かといって上から床を解体して土砂を取り除いての復旧となるとコストが・・・・。と、こんな心臓がキュッとする瞬間が一現場に何度かはあるもの。
もう床下に配管通さないようにすること。そうすると客席側に配管が出てしまうため、床コンクリートを解体し穴を掘り配管を埋め込むことに。水道屋さんに頑張っていただき何とか無事工事も進みました。こうしてまた現場で度胸と瞬発力が鍛えられていくのでした。
大工工事、順調に進んで厨房スペースのスケール感がつかめるまでに。
神奈川、西湘、湘南エリアでリノベーションなら 大磯二宮の工務店機能を持つ設計事務所テノアト設計工舎 岸田壮史