寒川町の工事もほぼ見通しがたち、テノアトの建築工事は終わり、残すはお客さんのDIY工事。ここでこちらの工事が終わっても、はいさよならということはなく、各DIY仕上工事もテノアト工事の一部として最後までお付き合いさせていただいております。そして今回はセルフビルドでタイル貼り。場所は、腰壁、洗面カウンター、手洗いカウンターと、盛りだくさん。
今回の設計でもあらかじめDIYタイル工事決まっていたのですが設計段階から、使うタイル、納まりは限定しお客さんと打ち合わせを進めていました。タイルのDIYで難しいのが、「タイルのカット」。こちらをなくすためにタイルはモザイクを使用することとし、納まりもカットが出ずビッタリとタイルが収まるように設計し、大工さんに下地を作ってもらいました。モザイクタイルを選んだのは、寸法の調整がしやすいから。今回の25mm角のタイルのため、当たり前ですが25mmごとの寸法の調整が可能です。
DIYで使うたいタイルは清和セラミクスという会社のもので白いタイルなのですが、程よく陶器感が残り、ぬくもりのある雰囲気が特徴。こちらを各箇所貼っていきます。
まず、タイルの接着材をこて板に載せ、クシベラでタイルを貼る箇所に塗っていきます。このくし目がタイルの接着性をUPさせます。接着剤を塗ったところで素早くタイルを貼っていきます。
モザイクタイルは写真のようにシートでタイルがまとめられており、こちらを表面とし紙を残したままタイルを貼ります。（このシート水をつけると簡単に剥がれます、接着剤が固まったところでスポンジで水をつけぺりっと剥がします。）
タイルの行程は２日は最低必要で、タイルの接着をした後養生をし、目地を詰め完成となります。今回はタイル貼りまで、また後日完成形をお伝えしますね。以上寒川タイルセルフビルドでした
