湘南藤沢で進んでいる2つのリノベーションはこじんまり、かわいらしく変化をする予定

で設計が進んでいます。どちらも中心がカウンターや机となるプランで、それがどう
活かすかで全体の出来も決まってきそうです。お客さんににも自然素材と無垢材の良さは話の中で
理解をして貰いつつ、次回は実際のものを提案。ということで、何度か伺っている
木材工房 あしがらまで車を走らせる。

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代表の小高さんに詳しくお話を伺いながらいくつも無垢材を見ていく。プランを伝えると
じゃあこんなのなんてどう、とお勧めの木材が出てくる。材木屋から電話一本で材料を
買うのとはやっぱり違う。原木から製材した材料をすぐ確認できる面白さがここにはある。
通常建材は、いくつもの行程をへて工務店や、建設会社のもとに届くのだけど、こういった
上流部分から直接ものを買うことはなぜかあまりしない。

上流からエンドユーザーに届くまでにはいくつもの行程があって、
その何重もの行程は行程ごとに価格が上がっていくだけで、ユーザーにとって
メリットはほとんどない。(もちろんその仕組みは工務店や建設会社にはメリットがあるのだけど)
流通が建設業界の中でクローズしてしまい、そこを通して造られた価格が正当なものだと
疑いもなく受け入れるしかなくなってしまう。それではいつまでたっても住まいの価格は変わらない

少しでも安くしたければユーザーが直接流通に加われば良い。買える場所はいっぱいあるのだし、
買える仕組みもだいぶ整理されている。それにみんながわかれば、家を造れるのは工務店だけ
じゃない事に気づくはず。無垢材を見てるだけでも楽しめる、そんな自由なモノづくりの可能性が、
神奈川の西には満ち満ちているようです。