こんにちは横浜の新築住宅は上棟後すぐに外回りの工事に入っています。というのも骨組みのままいつまでも雨に濡れる状況にしておくのは木造住宅にとってよろしくない。ということで大工さん、板金屋さんを中心に急いで防水作業をしていくのです。屋根防水を施し、構造の金物を設置し、サッシを取り付け、防水紙を貼る。ここまでが大まかな外回り工事の流れ。構造と防水という建物性能の2本柱を施工するため、ここでの施工管理は特にきめ細かなチェックが必要になります。(現場に張り付いて毎日チェックをしていきます)。幸い雨もほとんど降らずに工事はスムーズに進んでおります。
■建築金物
今や在来木造住宅の構造の要となる金物。必要なビスの本数や長さをチェックします、後日確認検査機関の検査も入ったのですがなんの指摘もなく合格。大工さんおつかされさまでした。
■屋根防水
板金を貼る前にアスファルトルーフィングという紙にアスファルトを染み込ませた防水材を屋根に貼ります。今回は屋根にトップライト がつくため、防水の納まりについてしっかりと板金屋さんと話し合います。
■サッシ周り
ここもよく水が室内に差し込むポイントとなるため防水の納まり入念に行います。特に下の角部は雨漏りの多発箇所アスファルトシートの上にコーナー防水役物を取り付け、その上にサッシを取り付け、さらにサッシ周りに防水シートを施工。基本中の基本ですがこの施工を全てのサッシに行います。手間はかかりますが慎重に進めます。
今回はテノアト設計工舎の設計施工の住宅。デザインのみならず当たり前の様に安心して住める性能を建物のに付加していきます。こうした地道な工事の積み重ねが長持ちする住宅につながります。
丁寧な施工管理で長持ちする住宅を造る 西湘の工務店機能を持つ設計事務所 テノアト設計工舎