実施設計が進行中
北本の新築注文住宅は、前回の概算見積もりの結、多少のコスト調整は必要になるが、プランを根底からひっくり返すような事態にはならないだろうと見込みのもと実施設計を進めました。実施設計というのは基本設計で決まったプランをより具体化させる段階で、ここで、基本設計ではただの絵だった図面を実際に建てるための設計図にレベルアップをさせます。快適性や安全性の根拠、コストが数値となって現われるために、ここまでくると夢の注文住宅が現実の生活とリンクしイメージができるようになるはず。
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安全で、無駄のない骨組み
ここからは協力業者の構造設計とも安全な建物になるように打合せを重ね、建物の骨格を決めていく。建物を地震や強風に強い建物を造るであれば、筋交いを増やして梁を太くして・・・としてしまうのは簡単で、そうなれば基本設計の時に描いた素敵なデザインが台無しに。そんなことがないように安全性とデザインのバランスの取れた方法をこの実施設計中に確認をします。テノアトでも構造図を造り、計画しているデザインや建物の機能をかなえるべく構造を考る。構造設計者とも何度もすり合わせながら安全で機能的で無駄のない骨格を計画していきます。
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役割を減らせばローコストに
今回の家造りはちょっと変わっていて、設計者がテノアトで、現場監督を入れずに造り手の大工さん(お客さんの息子さん)とテノアトがが現場監督の役を担う。つまり、工務店を入れずにやってみることにした。工務店が通常担う見積もり業務や、現場管理を現場の造り手と設計で手分けする。本来工務店のが担う分の手間は費用としてテノアトや大工さんに発生してしまうが、工務店に工事を任せてしまうよりはるかにローコスト。過剰な手間をそぎ落とし、設計段からスリムな作り方をしている。お客さんと設計者と職人さんでつくる家造り。住宅ぐらいの小規模な工事であればそれで十分だ。工務店機能ももつ建築デザイン事務所として、これからも枠組みのない住まいづくりをサポートしたいと思う。

自由で造り方からスリムな注文住宅なら 二宮・大磯・湘南の工務店機能をもつ設計事務所 テノアト設計工舎