設計内容
日本一暑いで有名な熊谷市の市街化調整区域の住宅。300坪ほどの敷地内には既存の母屋が建っており、母屋の生活環境、芝生庭に影響を与えない”以前からそこにあったような”スケール感の家を計画した。南側に面して建てられている母屋と新築住宅がL字型で庭を囲むようプラン、配置計画を行った。さらに、庭の居心地の良さを失わないように新築住宅の階高、軒先の高さを極力抑え、圧迫感を感じないスケール感をスタディを重ね造り出した。施主は(テーブル、ソファを使わず)床に座っての生活をご希望だったため、切り取られた庭の緑が室内に自然と視線に入りこむスリット窓が家の個性を引き立たせている。
用途 | 個人住宅 |
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所在地 | 埼玉県熊谷市 |
主体構造 | 木造/2階建て |
延床面積 | 89m22 |
設計・監理 | テノアト設計工舎 |
施工 | 吉田工務店 |
敷地条件 | 市街化調整区域、22条地域、接道西4.0m |
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