こんにちは。昨年から神奈川の西湘エリアで仕事とくらしを本格的に始めていますが、こちらに来るまでは、都内やその近郊で会社に勤め終電で帰り、朝早くに家を出て、たまの休日も疲れて動けないような、根のある暮らしとはかけ離れたような生活を過ごしていました。(もちろん、こう個人で仕事をすることを一つ目標にしていましたので、その修行期間とういことで前向きに仕事に取り組むことはできたのですが・・・)二宮町は今まで住んだ場所に比べればだいぶ田舎な場所で、徒歩圏内に生活に必要な機能があまりない。不便といえば不便なのですが、それが心地よい。都心であれば欲しいものが近くにあってそれを消費すればなんとなく満たされる、また別のもの欲しくなってそれを消費しないと満たさればい。忙しい生活の中で足りなくなる心のゆとりをモノで満たしていたんだなと、二宮で生活をしているとよく感じるのです。ちょっと足りないくらいがちょうどよく、それを自分でなんとかするのがこの田舎暮らしの良いところ。DIYも住まいから始まり、それがその後の暮らしを変えるようなって欲しいと思うのです。このくらいなら自分でやってもいいかもねと、住まいのDIYがきっかけで暮らしも消費に満たされることなく、便利と不便をDIYが支えるような生活が、この田舎暮らしに合うのかなと思います。
先日、二宮町の古民家ふるさとの家で開催された「発酵文化で醸す健康長寿のまちづくり」という講演会が行われました。発酵の酵母はその地域、その場所に住むものなので、酵母から生み出されるものが文化にまで発展するとのこと。その家にある酵母から作られる、味噌や醤油やぬか床も昔からそれぞれの家で作られるのが当たり前で、ぬか床なんかは嫁入り道具の一つだったようです。買うものではなく作るものも、暮らしにゆとりがなくなると一緒に消えていくのですね。買えるものが近くにあことは便利ではあるけど豊かではない、この便利と不便の狭間で田舎暮らしを楽しむのが、二宮で暮らす目的でもあるのです。
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