設計内容
両親ために大工さん自ら造った住宅（大工さんは私の同級生）。大工さん自宅隣に偶然売られていた更地をご両親が購入したところから計画が始まりました。ご両親二人で住むために大きすぎる家はいらなく、今後のことを考えれば上下の移動がない方が良いと、100平米弱の敷地目一杯に建てられる平屋を計画。さらにプライバシーを考えると道路のある東側に開くことはせずに、大工さんの住む子世帯側に中庭のような溜まりの空間を作り、そこから風や光の入るようプランを造っています。平屋の空間に南と東の道路側に軒先をとることで、極力周りからの圧迫感を抑え、そこに元から家があったかのように街に馴染んだ。大屋根の形がそのまま内部空間のボリュームを作り、リビング・ダイニングは居心地の良いスケール感となっています。
| 用途 | 個人住宅 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県北本市 |
| 主体構造 | 木造/平屋 |
| 延床面積 | 49.95m2 |
| 設計・監理 | テノアト設計工舎 |
| 施工 | 吉田工務店 |
| 敷地条件 | 第一種低層住居専用地域、22条地域、接道東4.0m |
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