こんにちは、西湘、大磯町のキッチンリノベーション更新が途絶えておりましたが進んんでいます笑。着工が見えている段階で細かい調整をクライアントと行います。仕上げの床を無垢フローリングにするのかタイルにするのか。壁のタイルは何にするのか。キッチンの引き出し金物はどんなもの?など現場が進んでからお客さんと考えと相違が出ないように、この段階はかなり細かくすり合わせをします。ただの絵が金額や仕上げなどの根拠のある情報をもち、それが工事図面となっていきます。
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キッチンですので、奥様の日常にストレスを与えない使い勝手が求められ調整はミリ単位進みます。「ここの引き出しには立ててお皿を入れるので手持ちの大皿が入る深さが欲しい」とか、実際にこんな感じで調整が進みました。

見積りについてもかなりスリムになりました。家具はすべて大工さんのオーダーメイドになりますので、材料の取り方一つで金額が大きく変わります。今回はナラランバーと言う材料を使用するのですが、この板流通している材料の大きさが910×1820mmで、(畳一枚分)この大きさの板を何枚も使います。この板から各家具の部位(棚板、天板、側板など)を切り出すのですが、パズルのように家具の>部品を、板の中に当てはめていき、ギリギリの枚数で家具が造作できるように材料を拾ってい無駄をなくします。完成した家具からは想像できない努力をこの段階で行います。
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最初の見積り出しの段階では若干予算に対しオーバー気味でしたが、こうした段階を経てだいぶスリムに。ここから契約へと進み着工!!いよいよ着工です。

無駄のない見積、コスト管理を徹底します。 大磯の工務店機能をもつ設計事務所 テノアト設計工舎岸田壮史