新年あけましておめでとうごいざます。今年もよろしくお願いいたします。去年末までバタバタ過ごし、新年のつかの間の休息のあとまた仕事に戻る。北本市の新築住宅の現場は大工工事が進み、それに合わせての現場への指示書、図面の作成とまずは木工事の完成に向けて忙しくさせてもらっています。今年は大磯のリノベーション、熊谷の新築住宅も前半に控えており、まだまだこの忙しさは続きそうですね。

断熱施工が進む北本の住宅
北本の新築住宅は大工の山下くんが断熱材の施工が進めており、現場に行くと、その効果を実感できるほどの変わり様。これで寒さに震えることなく現場でうち合わせができる笑。今回の北本市の断熱は壁にグラスウールを85mm屋根には200mm床には80mmを充填。2020年からは住宅も国交相の省エネ基準を満たすことが義務化されており、今回の北本市の住宅もその義務化される省エネ基準を十分満たす(それ以上の)断熱性能。今の時期では冬はあたたく、冷めにくい省エネ性能を備えた住宅になる予定。グラスウールはアクリアという製品で、壁であれば白いフィルムで、気密が取れる優れもの。気密は暖めたり冷やした空気を逃げづらくするもので、今の省エネ住宅には、断熱と同じく必須の性能です。
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グラスウールを施工
クラスウールは施行の精度で性能が左右される断熱材。詰め方が雑で隙間があれば断熱も気密も取れなくなってしまうのです。そこは丁寧に山下くんが施工してくれているので問題はなさそうです。天井はフィルムのないグラスウールなので、断熱材を詰めた後に気密フィルムを施工。手間をかけて丁寧な施工で現場を進めています。これで予定している断熱性能も見込めそうで、現場で一安心。これから外回りの施工も進んで行く予定、1月には外壁の杉材塗装のセルフビルドが入ってくる予定、まだまだ息をつく暇がなさそうです。
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写真は杉の荒材にキシラデコールを塗ったサンプル。この質感の外壁になる予定です。

丁寧な施工でできる住宅 西湘の工務店機能をもつ設計事務所 テノアト設計工舎