こんにちは、あの薪をかついだまま本を読む、ながら読書でお馴染みの二宮金次郎。以前から出生の地が小田原市ということは知っていたのですが彼が一体どんな人なのか調べていないので未だ謎。ながら読書をするほどの勤勉さだけでここまで有名になれるわけがないと興味がありインターネットで調べてみると小田原城の麓に二宮尊徳記念館なる施設がありそこで二宮金次郎の功績や思想が学べるとのこと。早速車に乗って20分二宮尊徳記念館へ

※「尊徳」とは本名で、金次郎は通名らしいです。残っている文書などに金次郎と記されいるところから金次郎が広まって行ったようです(ペンネームですね)。

割とこじんまりした建物なのですがそこには私の知らなかった二宮金次郎の盛り沢山の思想や功績が!どうやら金次郎は地域単位でそこにある問題を発見し解決していった今でいうソーシャルデザイナーのような人で、地域を再建しながら、金次郎の実践的な思想(報徳思想)を広めていった人のよう。私がグッときた金次郎の説いた報徳思想を紹介します。

勤労・分度・推譲

尊徳が説いた生活の基本様式(心がけのようなもの)。勤労は働くことに喜びを感じ、今日まで生きてきた自然や人の一切に報いるために自分の働きを捧げようというもの。

分度は働いて得たものを勝手放題使ってしまうのではなくどれにどれだけ使い、残しておくかをきめ、その割合は家族の数や健康状態によっても変わってくるがその時にふさわしい使う、残すの割合があるとわかりやすい円状のコンセプトで説明しています。

推譲はお金にしろ時間にしろ分度で余裕分を作りその余裕分を地域社会に還元する必要があると説いたもの。

金次郎は他人や自然や社会の恩恵を受けて自分があることにあり、勤労、推譲、分度、推譲が根付き循環していく社会こそ良い社会で、豊かな暮らしは地域全体で作っていくのだと説いているのだと思います。

経済的に絶好調で、一生懸命働いて豊かになれた時代が終わって、この低成長(二宮町のような郊外は時に)というか街の規模も経済も縮小していく今を豊かに暮らすための生活様式を、金次郎は当時から考えていたようにしか思えない。二宮町や街や団地のコミュニティの中で暮らしていると特に実感ができるんです。

こんな高尚な人もいるんだよと、ランドルを背負いジャンプを読んでいた少年の私に伝えたいものです。

帰りは記念館から徒歩すぐのきんじろうカフェへ、素敵なカフェ(中には金次郎物販コーナーも)で中々の賑わいが。すぐそばにはお決まりの金次郎の銅像も。この言葉肝に銘じときます!

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